Posted on
2月 19, 2012 by
なわでいず
ホイットニー・ヒューストンの遺体が埋葬される|MTV JAPAN
ホイットニー・ヒューストンが亡くなった。まだ48歳。世界を席巻したパワフルでありながらセンシティヴな、生そのものがぶつかってくるような美しい歌声は、二度と聴けない。
葬儀では、映画「ボディーガード」で共演したケビン・コスナーが壇上に立ち、「僕の代役なら誰でもできたが、レイチェル役にあなたの代わりはいなかった」といった旨を話し、ちょっと声を詰まらせているように見えた。ひどくせつなかった。
世界じゅうに名声をとどろかせた彼女の、しかしながらあまりにもさびしい終焉が気の毒でならない。
この一週間は「ボディーガード」のサントラCDを毎晩のようにかけている。彼女の生き生きとした歌声に、奔放で芯の強いレイチェル・マロンがリフレインされては、ある人を思い出す。
たぶん、もう、あれほどは好きになれないだろうと思うほど、好きな人がいた。
Read the rest of this entry →
Tags: The Bodyguardケビン・コスナーホイットニー・ヒューストンボディーガード
Category
愛しきへんな友人たち, 日々徒然, 映画
Posted on
12月 31, 2010 by
なわでいず
住居階下さんへの水漏れトラブルで憔悴しきっていた。すべてに投げやりになった2日間を経て、30日を迎えた。「お正月、大好き!」と今年も言う息子を前に大反省。どうにもできないのだと気持ちを立て直して、大量の洗濯物とマイバッグを持って家を出た。
ありがたいことではないか。わたしはお正月が嫌いだった。好きじゃない食べ物が連日続き、興味をそそられないテレビ番組を延々流し、小学生の何年間かは長期休暇と同時に根室の親戚宅へ追いやられた。現地の5人兄弟の従姉妹たちより年少で、末っ子にはまあ威張られた。同じ北海道で生まれ育つ身にも根室はレベルの違う寒さ。銭湯の帰り道、濡れたフェイスタオルをぶんぶん振り回していたら凍った。楽しげに笑う写真は残っていても、あまりいい記憶は残っていない。
息子はガミガミする母とそれでも一緒にいたがってくれて、つくるものをおいしいと喜んで食べてくれる。至上の歓びとは、このことだろう。
Read the rest of this entry →
Category
レオナルド・ディカプリオ, 好きなこと, 愛しきへんな友人たち, 日々徒然, 映画, 癒されたい
Posted on
10月 16, 2010 by
なわでいず
100924_えーちゃんのローライ01
メールや電話ばかりでなかなか会えない、大好きな友人・えーちゃん。
家はさして遠くないのに会う機会に恵まれないのは、ひとえにワタシの体力がないから。
えーちゃんはススキノで朝までコースが常の飲み屋を経営するロックンローラーで、一方ワタシはえーちゃんがフルスロットルの時間帯に起き上がる生活リズムを送る小市民。
こまめにライブの予告を報せてはくれるものの、たいてい催されるのは日曜の夜。休み明け前日なんて間違っても出かけられない根性なし、いつも自宅でグズグズ養生しているだけ。それでも4月の息子の誕生日にはお祝いに夕食、モノはとりあえず壊すようなボンクラ息子に高価なラジコンを贈ってくれて、5月のえーちゃんのお誕生日に出かけ、7月の息子の運動会には寝ずに駆けつけてくれた。先月は友だちのお誕生会でも食事を一緒できたおかげで、今年は「まだ顔1回しか見てない」なんて悲しい事態までには陥っていないのが救い。
気づけば20周年にもなろうというお付き合いのえーちゃんは、未だ独身でもあり、昔からワタシの癒しの存在。そして、なんたって驚異的な「なんでも出来る人」。
Read the rest of this entry →
Tags: Rolleiえーちゃんオタクカールツァイスススキノデロンギファンヒーターローライ独身
Category
カメラ, 好きなこと, 愛しきへんな友人たち, 日々徒然, 癒されたい