札幌2歳ステークスねー 0
今のうちに予言しておこ。
札幌2歳Sは、BMSにナリタブライアンをもつオールアズワンが、アドマイヤセプターを僅差かわしたところでゴールなの。もうね、わたしには見えてる。見える!!
Twitterから転載。
【リマインド】
札幌2歳Sはオールアズワンです。
マイネヴィータに泣いた9年前の忘れ物を、BMSとなったナリタブライアンが獲りに戻ります。
今のうちに予言しておこ。
札幌2歳Sは、BMSにナリタブライアンをもつオールアズワンが、アドマイヤセプターを僅差かわしたところでゴールなの。もうね、わたしには見えてる。見える!!
Twitterから転載。
【リマインド】
札幌2歳Sはオールアズワンです。
マイネヴィータに泣いた9年前の忘れ物を、BMSとなったナリタブライアンが獲りに戻ります。
9月27日、新冠からの帰路。
降り始めた雨のなか、反則金の支払用紙を荷物に増やし呆然と走る道すがら、札幌に入るころの空は重たい雲をかき分け、美しい夕陽で一面を照らした。急降下の気持ちは、ふたたびナリタブライアンが授けたのであろう空の美しさに浮上した。
ほぼ競馬で埋めつくされたwebサイトを開設してから、場所を変えてもずっと、ナリタブライアンの命日にお参りしたときのことを記してきた。
はじめは深く考えることなく、あれから1年が過ぎたんだなぁと思い、1999年9月27日のお参り記のタイトルを「一年」にした。それを繰り返すこと、11度。
お約束どおりに寝坊して、急ぐ日高路。朝見た日高地方(浦河町)のお天気は雨だったけれど、雨具の準備は考えなかった。
ゆっくり走るサラブレッド銀座の放牧地には、離乳した当歳たちがぐんとたくましくなった姿を見せている。かわいいなぁ。うすくかすれた雲のかかる空は、新冠町に入るころにはモクモクの雲に変化していた。サラブレッドたちを美しく光り輝かせ、日焼け止めを忘れたわたしの両手を焦がすような日射し。
今年も、晴れたね。
いつものmacが死にそうなので、別のマシンでデジカメのデータを吸い上げてはDVDに焼き、このエントリをするmacbookに読み込ませている。
http://derbytimes.net/news/100927.php
iPhotoでこれを開いたら、やっぱり事故が信じられなくて。
ナリタブライアンのお墓参りにて、余談編。
お花屋さんから届けられたお花を供えに、場長さんが丘の上のブライアンのお墓へいらしてくださった。とても好い方。
お礼を伝え、生産者も仲間にいるので、生産現場の現状みたいな話題に移った。
「来ましたよ、2頭」 1頭目の馬名を聞くなりそわたしの顔はキラキラしてしまったようで、「下(馬房)にいるから、見てって」とおっしゃっていただいた。
かつてはナリタブライアンとブライアンズタイムがいて、わたしが訪れるようになってからはブライアンズタイムとビワタケヒデ、そしてナリタブライアンの残り香を繋養していた厩舎。
千羽鶴と、持ち主を失った頭絡が、がらんとした馬房に下げられていた。
この値段でクオリティ十分なプリントなので、ワタシ愛用中。
昨日は暗くなってからケータイの電源を入れた。
静かに過ごしたかった。気の利いたことが言えるでもなく、文字は打てても口はあんまり饒舌でないし。だけど、そろそろ来るかな、あるいはかけようかなと思う人がいた。
案の定、お決まりの時刻に、その人から電話が入った。
東京の競馬仲間、否、ナリタブライアン教の信者とでもいおうか。そう、わたしたちナリタブライアンを今でも慕うファンは、もはや「ナリタブライアン教」の熱心な信者なんだとむしろ誇らしく思う。
ここ数日、ずっと考えていた。
「わたしはビワタケヒデが本当にきちんと大好きだろうか?」
競馬仲間に聞かれたら「アホか!」と笑い飛ばすような愚問とストレートに思えるはずなのだけど、それでももう一度真剣に自問自答していた。
タケヒデに会ったのは、彼が屈腱炎を患い、種牡馬としてスタッドインしたCBスタッドが最初で、それは全兄・ナリタブライアンが死んで間もなくのことだった。
ナリタブライアンに魅せられて競馬の底なし沼に溺れていったわたし。ナリタブライアンの全弟は1995年生まれのビワタケヒデ・1997年生まれのビワタイテイの2頭がいる。3頭いたはずのパシフィカス×ブライアンズタイムの牡馬で存命しているのはタケヒデだけ。
さしもの愚鈍なわたしも、ブライアンズタイムとナリタブライアンの共通してもつ雰囲気には驚愕させられるほどだった。ナリタブライアンの死後、放牧地にたたずむブライアンズタイムを見て、心臓が止まるような思いをした。
ブライアンズタイムとビワタケヒデはそれほど似ているとは思わないけれど、ナリタブライアンとビワタケヒデはよく似ている。おデコの白、鼻にかかる白、やや細身で優美な肢体、繊細そうな、高貴な部分は酷似していた。
しばらくはタケヒデを見るとギクッとして、胸が痛み、上品な顔と向き合えばブライアンを投影して泣いてしまうことをやっぱり泣いて詫びていた。
どことなく贖罪を感じていた。
異様な暑さと、過ごしやすさを通り越して突如冷え込んでいる今年の札幌開催。例年どおりスタートダッシュだけキメて、あとは息切れしている。
お盆は13日に十勝・池田町にビワタケヒデを訪ね、日帰りして翌日は札幌開催初日、翌15日も赴いた。だって重賞だもん!
オンナ好き(馬は)なアタクシとしては見逃せない牝馬重賞。
しかも、ディフェンディングチャンピオンも出走してくれる。それが南井厩舎であることの歓び‥‥‥!
もう一ヶ月以上書きかけだった…頑張って写真リサイズしたです。日付ゴマかしてます。
お盆の8月13日、十勝池田町の牧場へ、ビワタケヒデの見学にお邪魔させていただいた。
先のエントリ(参照「十勝・池田町のビワタケヒデに会ってきた」)
十勝は広い平野で、土地の6割が山という札幌市民にとって、新鮮味のある美しさ。池田町のこの牧場はさらに小高い場所に立地していて、平野部と遠くに日高山脈を臨む。これがなんーともいえない牧歌的風景。
前夜の強い雨で、占冠の道路の一部が通行止めとなったものの、当日は高速道路も通常どおりの通行が可能で、わたしは無事にやっぱり道を間違えた。高速道路の一部無料化実験に伴い、見事に十勝方面が無料解放されているので、それに便乗したかったのだけど、当然一応は都心にあたる札幌近郊は該当せず。無料区間スタート地点の「千歳東」て、どこだ。わかるはずもなく、結局フツーに千歳から乗り、200円とか半端な出費をしてみた。
まだ暗い4時すぎにに家を出られたので気分は焦らず、休憩もこまめにとり、するとちょっと早すぎてお邪魔ではないかと思しき9時前に池田町へ着いてしまった。ひとまず池田ワイン城で、まだ青いぶどうの実を眺めて歩き、時間をつぶしてから、いざタケヒデのおうちへ。