オメガ3系脂肪酸の効能研究、世界中で
2005年くらいだったっけ？
厚生省が発表した国民の摂取基準において
摂取量を増やすよう推奨された栄養素のひとつが
オメガ3系脂肪酸。
アブラは身体によくない、太る。
一概にはそうは言えないと、3年前に知った。
油脂類も細かく分類されていて、飽和脂肪酸だの
不飽和脂肪酸だの、オメガ3、オメガ6、オメガ9等に
分類される。
ニュース記事では掲載されていないが、オメガ3をもっとも
多く含む食物は、フラックスオイル。
身体によいとさんざん言われるサバで4%という含有量は
フラックスオイルだと実に60%近いのだから、非常に効率的。
我が息子は今春、いよいよ保育園の年長さんに進級する。
広汎性発達障害と診断されている。
わかりやすく言えば、自閉症の一種。
知能に問題はなく、特徴は非典型的ときたものだから
平素の行動を見るかぎりは「子どもだからこんなもんだろ」
ぐらいに捉えてもいいのではないかと思われる部分との
線引きが定まらず、まだわずかばかりの葛藤にも悩まされるほどだ。
大人に囲まれているときの息子はフツーの子どもで
黙々と組み立てたブロックの大作をお友だちに壊されたら
泣いて怒り、お絵描きで納得がいかないとクレヨンを
投げ捨てていじけてしまう。
とはいえ、思うようにいかないとフレキシブルに対応が
できず、一日どんよりしてしまう母の血を引いただけ
ではないかという疑いも、親としては否定できない。
否、どこかで誤診であることを願うわたしが
あちこちから口実をひり出そうとしているだけなの
かもしれないとも自覚している。
保護者のわたしが迷うことで、息子の精神が育まれる
この時期の選択を誤ってしまうなんてもってのほかで
何しろ他所のお子さんに迷惑をかけるなんて非礼は
極力避けたい。
だから一応、「我が子は発達障害児」と自身に
言い聞かせて生きている。
さて、そんな「身体に必要なアブラ」を知ったのち
日本でのオメガ3の効能とみられる所見が、まさに
発達障害児の特徴のひとつとも言える
「攻撃性や衝動性が減る」とされているだけに、
いまやワラにもすがる思いで、息子に食べさせている。
クセがあって受け付けられない人も多いようだけど
幸いにも息子はカナダ産オーガニックのフラックスオイルを
混ぜたドレッシングで食べるサラダが大好きなので、
お野菜を食べさせられることもできて一石二鳥。
さらに、お肌にもよいと言われているので、
乳児湿疹から現在はカサカサと、母に似てお肌の
トラブルといった悩みにも効いてくれたらいいなと
思っている。
言うまでもなく、衰え著しく「よく吠える犬」なワタシにも
必須栄養素だと認識している。
アマニ、亜麻仁油、フラックスシードオイル、
さまざまな名称や、サプリメントなどの形状でも
で販売されているフラックスオイル。
フツーに「アブラ」と考えると、特売なら大きなペットボトルで
198円でノンコレステロールのサラダオイルが買えるだけに
200mlで2500円程度はしてしまうフラックスオイルは高く感じる。
けれど、「ワラ」ならば、こんなはした金！
・・・・・・・・・・・・・・・でもないけど。
（我が家にとっては）
食べさせて8ヶ月ほどが経過した。
保育園からの「本日のダメ報告」の内容への落ち込み度は
どんどんゆるくなってきたし、
報告を受ける頻度が目に見えて下がってきたことは、
これらの病気を抱える子どもたちを、両手を上げて
受け止めてくださる保育園の先生方のご尽力の
賜物だと感謝している。
かつ、一部がこのフラックスオイルの効能かも
しれないと、このニュースを見てちょっとうれしく思う。
来春はランドセルを背負う息子が、最後の保育園生活を
お友だちや先生方に迷惑をかけずにめいっぱい楽しめるよう
願いつつ、ニュースに背を押されて今日もアマニ油を摂る。
次はこのDHA配合グミ狙ってます。さすがアメリカ。
サプリメントでかんたん摂取
酸化に弱い亜麻仁油だけに、遮光ビンに好感
子どもに飲ませやすいリキッドタイプ
