Polar Music Prize

音楽会のノーベル賞ともされるポーラー音楽賞。2025年はイギリスのQUEENが選出され、5月27日ストックホルムで行われた授賞式に参列した。1970年に活動を開始して55年。半世紀も魅力的な音を届けてきてくれたんだ。サー・ブライアンは昨年体調を崩されていたのでずっと気がかりだった。神話に出てきそうなお姿は元気そうで、ロジャーが期待したよりもずっと長くスピーチしてくれたと歓喜していたら安定のそれ以上で笑いながら涙が出た。フレディの、そしてジョンの名前が挙がり、Adam Lambertが歌った。アディちゃんまたブラッシュアップ…!

フレディの歌うオリジナルMV

ここ数年QUEENに夢中。はい映画です。昨年は42年ぶりという札幌公演に足を運んだ。サー・ブライアンとロジャー様は神々しく、友人の話す昔と変わらない特徴ある5、6弦を生で聴けて、奇跡のお耽美おじいちゃんロジャーは何万回も観たライブビデオと同じ声量で『I’m In Love With My Car』を。大泣きしながら憧れたRadio Ga GaやWe Are The Championsに腕を振り上げ、Crazy Little Thing Called Loveに「Ready Freddie!」と叫び…思い出すだけで倒れる。Adam Lambertはたぶん現在地球で一番くらいのシンガーだと思う。なにしろ故フレディ・マーキュリーのトリビュートコンサートの際に集まった錚々たる面々に「QUEENの楽曲を網羅するには歌い手が20人必要だ」と言わしめた変幻自在のフレディの歌をどれも完璧に自分のものにしてしまった。ロジャーがインタビューで答えた「(もしフレディがアダムを見ていたら?の問いに)笑顔でBitch!って言うだろうね」が想像されて多幸感。アメリカン・アイドルの時代から垢抜けてますます歌唱力を磨き圧倒的なパフォーマンス、何かを確認するかのようにQUEENのふたりのおじいちゃんをちらっちらっと見てはあどけなくすら見える笑顔を向けるアダム、父親かのように微笑む二人の3人が狂おしくかわいい。齢70を過ぎてもかわいいQUEENの二人はおかしい(最高)

フレディ・マーキュリーがどうしようもなく好き。なんだあの声、歌唱力、表現力。アダムがツヤツヤピカピカのプラチナのようならばフレディはどこまでも鈍いつやを放つベルベットのようで。
総合力ではアダムが最高なのかもしれない。フレディは全部門でトップアベレージを叩き出した上に何かが突出しすぎて有無を言わせず優勝というか、意味がわからないほどその声が胸に飛び込んでくる。それはどことなくフレディが愛してくれた日本人のDNAに染み込む『侘び寂びの精神』がそう感じさせてくれるのかもしれない。
アダムの自分がQUEENの、ましてフレディの代理など務まるはずがなく、あくまでQUEENを賛美しようという趣旨で歌っているといったコメントを読んで泣いた。あれほどの実力をもちながらこの謙虚さ。アダムも大好き。QUEENはとんでもない宝物に遭遇した。アダムがQUEENを日本に連れてきてくれた。死ぬまで感謝し愛します。

2024年2月QUEEN札幌公演

1984年 I Want To Break Free MVよりロジャ子かわいすぎ
ブロンドは正義

作成者: なわでいず

北海道の人です