12年ぶりの自由 0
下書きがたくさんあるのにもう読み直すのも面倒…
小学5年生になった息子のはじめての宿泊学習が迫り、ふっと気づいた。
「ひょっとしてワタシ、フリーダム?」
終業後に友人たちと連れ立って18時〜19時ころから夕飯とおしゃべりを楽しんだり、21時をまわっても映画を観たり、大通を歩くだけでも、それはかつてのわたしにとっての「ふつう」で、現在のわたしには「得られない」選択肢。
と思っていたので、子どもが育つとこんなふうにチャンスは巡ってくるのだとようやく気づいて歓喜した。
2003年の晩夏に妊娠して以来、ひどいつわりは陣痛まで続いた。
ひとりでの出産(産院で分娩しました)を経て現在に至り、産む決意をした際の「極力わたしの手で」はいまも常に脳裏にある。
5歳でアスペルガー症候群/ADHDと判定され、療育をつづけてもいる。