〜long as grass grows,water runs

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Archive for the ‘癒されたい’


うちにもタイガーマスク 0

Posted on 1月 19, 2011 by なわでいず

冷え込みが厳しくなく、雪も少ない北海道の冬。「Tommy Hilfigerのダウンコート買って大正解。すっごいあったかい!」といくぶん誤解していたことは棚に上げて、道産子なめんな。わかってたさ。

やっぱりツケがドカッときた。

北海道の冬は、除雪で経済が動く。冬場に仕事を失う業種の方々が、冬は除雪作業を請け負ったり、それを札幌市が契約していたり。民間の除雪作業請負業者も存在し、ひどいことに前金で支払わせて逃走する詐欺も横行している。

雪は一気にどっと…というほどではなく、雪かきしないとねーレベルが毎日のように続く。凍っているだけだった冬道は、すぐに両脇を雪山に阻まれ、片道1車線の道路は片側交互通行。脇道から大きな道路に出るのは一種の賭けレベル。ルートを変更して、遠回りでも国道を通るようにしている。

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rejuvenation|ちょっと持ち直した 0

Posted on 12月 31, 2010 by なわでいず

住居階下さんへの水漏れトラブルで憔悴しきっていた。すべてに投げやりになった2日間を経て、30日を迎えた。「お正月、大好き!」と今年も言う息子を前に大反省。どうにもできないのだと気持ちを立て直して、大量の洗濯物とマイバッグを持って家を出た。

ありがたいことではないか。わたしはお正月が嫌いだった。好きじゃない食べ物が連日続き、興味をそそられないテレビ番組を延々流し、小学生の何年間かは長期休暇と同時に根室の親戚宅へ追いやられた。現地の5人兄弟の従姉妹たちより年少で、末っ子にはまあ威張られた。同じ北海道で生まれ育つ身にも根室はレベルの違う寒さ。銭湯の帰り道、濡れたフェイスタオルをぶんぶん振り回していたら凍った。楽しげに笑う写真は残っていても、あまりいい記憶は残っていない。

息子はガミガミする母とそれでも一緒にいたがってくれて、つくるものをおいしいと喜んで食べてくれる。至上の歓びとは、このことだろう。

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ブライアンはごめんね、ビッグロマンス 0

Posted on 12月 18, 2010 by なわでいず
101218_2010/05_グリーンヒルマック…と同じ放牧地の親仔w

101218_2010/05_グリーンヒルマック…と同じ放牧地の親仔w

川崎の全日本2歳優駿を、ビッグロマンスが勝った。

あぁなんたること、お祝いの電話すらまだしていない…

ビッグロマンスのかーちゃんには、ちょくちょく遊んでもらっている。「息子が生まれてめったに牧場見学は行けなくなったものの、お茶を飲みに寄る牧場」にいるのが、まさにビッグロマンスのかーちゃん・グリーンヒルマック。

だいたい和スイーツが手みやげ

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Addicted to Reve d’Essor|レーヴディソール阪神JF 0

Posted on 12月 15, 2010 by なわでいず
101012_阪神JF_パドック_レーヴディソール01

101012_阪神JF_パドック_レーヴディソール目線感謝♪

月曜22時に帰宅して、翌朝からは普通どおり、いや、いつも以上にタイトな社会生活に戻ったけれど、まだ脳幹がほわほわしている。

あれよあれよと阪神遠征をいたしてしまった。本当にあり得ないことだった。わたしとて師走はよりいっそう忙しい。息子は発達障害の問題で小学校すら決められず、児童相談所に教育委員会、障害児サークルや療育教室へなるべく出向いた。よい校長先生とお話しする機会に恵まれ、学校の選定は来年に持ち越しということが決定しただけでも気持ちが落ち着いて、ようやくランドセルを見に行ったくらいだ。それだって、この遠征にまつわるお土産を買うついでに。

 

レーヴディソールは札幌でデビューした。レースに間に合わない惨事に遭ったが、ウイナーズサークルに出てきた彼女をひと目見て、大好きなMr.Childrenの「youthful days」がアタマにガンガン流れた。このコに、胸の鐘を鳴らされてしまった。

 

もう「えっ、介護保険料ってなんですか?」と言えない年齢に近づいてきたにも関わらず、11年前、南井克巳騎手の引退に導かれ、9年前には同じ阪神JFに出走するナリタブライアンの最後の娘・マイネヴィータの出走を見届けにいったときと変わらない精神年齢と、あのコが戴冠するシーンに立ち会いたいというレーヴディソールへの想い。とても人様には事情を話せない休暇を死守して、阪神ジュベナイルフィリーズ観戦に仁川へ赴いた。

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チョコレート狂ですから|息子語録(6歳7ヶ月) 0

Posted on 12月 08, 2010 by なわでいず

一昨年だったかな、クリスマスに食べたショコラティエマサールのマリアテレサ。それがこんなかんじ。

備忘録がてら、息子の発言を残しておこうと思う。

さっそく本日。軽い残業と買物で19時スタートの夕飯。フルコースなわけでなしでもフランス人かってほど息子はのんびり食べるので、急かさないと1時間半はかかる。就寝は21時半。気の毒な生活。

ひどい話だが、ほとんどひとりで食べさせる。わたしは夕飯を食べない。熱量的な問題も否定はしないが、昼食がとれても遅いので、空腹感はあまりないし、その合間に乾いた洗濯物を干して次のお洗濯、翌日の食事の下ごしらえや片づけものをしておかねば、ダイレクトに睡眠時間がリストラ最有力。

そんな、そのときは一回目の洗濯機をまわしていたわたしの手を、息子はひと言で止めた。

「ねぇ、おかあさんって、ウンパルンパでしょ?」

…いつから気づいてた?

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芦毛の女神 – エイシンバーリン 1

Posted on 11月 03, 2010 by なわでいず
101024_浦河にて_エイシンバーリン顔

101024_浦河にて_エイシンバーリン顔

今夏の札幌開催で好きになった馬が芦毛の牝馬だった

彼女・レーヴディソールのウサギみたいな顔立ちとレースぶりにときめいて、思い出す馬がいた。

芦毛はとくに好きな毛色ではないわたしに珍しく、これでもかと好きだった馬がいる。

エイシンバーリン。

不思議なご縁があるもので、彼女のすごい功績のひとつ、芝1200mで1分7秒台の壁を日本で初めて突き破った記録は、つい先日会ってきたアグネスワールドに破られている。だけど淀の芝1200mはまだレコードホルダーだもん。

10月24日、彼女に会いにいってきた。

引退して2年後だっただろうか、最後に会ったのは。すでに真っ白くなっていたバーリンは、栄進牧場を出て、同じ浦河町内の別の牧場に移動していた。

すでに離乳も終わり、バーリンは3頭で一枚の放牧地に放されていた。「遠いから」と、引き手をつけて、バーリンを目の前まで連れてきてくださった。なんという光栄!ヒザを曲げるくらい腰を低くしてしまった。

バーリンは近づくとそばかすみたいな褐色の斑点まじりで、神々しいほどにまっ白。そして、すっかりおっ母ちゃん体型。スタートはイマイチながらも純然たるスプリンターだった面影がちょっと見当たらないくらい。彼女を包む雰囲気はとてもやさしくて、穏やかな顔をしている。

靴底の重力からうっすら逃れて、バーリンが競馬場を駆けていたあのころ、20代のころに戻ったような錯覚をおぼえる。

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デイリー杯2歳Sに跳んでる馬がいた 1

Posted on 10月 17, 2010 by なわでいず
100911_2札1新馬_レーヴディソール_02_03

100911_2札1新馬_レーヴディソール_02_03

IPAT口座に200円しか残っていなかった。

てか、馬券そのものが欲しくない?

そんで、民放の中継じゃ放送しないパドックから観たくない?

うららかな秋空、自転車で札幌競馬場へ向かった。

いつもはご不在すら多い諭吉さんを複数人携えて。

 

デイリー杯2歳ステークスに、札幌でデビューしたレーヴディソールが出走する。悲しいことにレースは間に合わなかったけれど、リプレイでの笑える脚と、ウイナーズサークルでそのかわいらしさにすっかり見とれた。次走はただもらい♪と思っていた。

…だけど。

いざ出馬が確定すると、なんと紅一点。

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えーちゃんの懇々オタクっぷりに感嘆 0

Posted on 10月 16, 2010 by なわでいず
100924_えーちゃんのローライ01

100924_えーちゃんのローライ01

メールや電話ばかりでなかなか会えない、大好きな友人・えーちゃん。

家はさして遠くないのに会う機会に恵まれないのは、ひとえにワタシの体力がないから。

えーちゃんはススキノで朝までコースが常の飲み屋を経営するロックンローラーで、一方ワタシはえーちゃんがフルスロットルの時間帯に起き上がる生活リズムを送る小市民。

こまめにライブの予告を報せてはくれるものの、たいてい催されるのは日曜の夜。休み明け前日なんて間違っても出かけられない根性なし、いつも自宅でグズグズ養生しているだけ。それでも4月の息子の誕生日にはお祝いに夕食、モノはとりあえず壊すようなボンクラ息子に高価なラジコンを贈ってくれて、5月のえーちゃんのお誕生日に出かけ、7月の息子の運動会には寝ずに駆けつけてくれた。先月は友だちのお誕生会でも食事を一緒できたおかげで、今年は「まだ顔1回しか見てない」なんて悲しい事態までには陥っていないのが救い。

気づけば20周年にもなろうというお付き合いのえーちゃんは、未だ独身でもあり、昔からワタシの癒しの存在。そして、なんたって驚異的な「なんでも出来る人」。

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