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楽天●場 vs Yah●o!内紛か

Posted on 26/03/2010 23:36 by なわでいず

昨夜送信された、楽●市場に出店しているショップ宛のサポートメールを、今朝開いてびっくり。

「容量オーバーとのことで●天市場からのメールは受信拒否します」

みたいな通達が、Yaho●!から楽天市●に入ったという。

楽天市●各ショップのメールマガジン配信は、ちょっとした戦争だ。一時間毎の配信数に制限があるため、向こう1週間分のタイムスケジュールでより入れたい時間帯に向け、必死こいてバタバタとメルマガを書き上げ、配信予約を入れる。

書いている間にもどんどこどんどこ人気の時間帯は埋まってゆき、深夜2時なんて悲しい時間帯にやむなく予約を入れることが多いダメなワタシ。
大きなイベントを控える前夜や、売上の上がる月末に近づいている時期は、休み明けの朝イチでは完全に出遅れ。予約状況を確認すると、もはや「満席」を示す赤いセルで埋めつくされている。

野菜でも摂って落ち着こうや‥。

この点については楽●の中の人にも不満の声があり、ちょっとした工夫は追加されてきてはいるものの、相変わらず送信したい時間帯に、確実に送信できる保証なんてありゃしない。

メールマガジンの開封率は、全体では1割にも満たないと言われている。

大手で100万の購読者を持つショップでも、実際に読まれているのは1/10以下というショップも多いことだろう。
それでも手を変え品を変えの創意工夫をこらし、手間ひまかけたメルマガを用意しないと、いっそう購読率は落ちるから、酬いの小さな作業に多くの時間を割く。

●天市場への信用度は、いまもさして高くないのかもしれない。

なんたって実際にプラチナ会員を継続して間もなく4年にもなろうというワタシですら、Yah●o!で取得したいわゆる「捨てアド」を登録している。

聞いてみたらユーザとして利用するスタッフの全員が同様にYah●o!メールを使用していた。

あー、これは後述したいことだったので仔細は割愛するとして、各店舗にはECコンサルタント(以下ECC)という、店舗運営のサポート担当者がついてくれるのだが、焦って電話したところ、ECCにはこの事実はまだ知らされておらず驚いており、かつフランクな我がECCは、ワタシ的には驚愕の現実をあっさり口にした。

「前にもあったんだよねー。嫌がらせかと思うよね」

mjk!!

週末にかかるため、ワタシもそれなりに配信予約をしている。開封率が低くとも、配信しないよりはアクセスがぐんと上がるのは事実である。

当然、コンバージョン(購入につながる割合)が一定であれば、売上にも比例する。

気になって仕方ないので、webからプライベートの楽●アカウントに利用しているYah●o!メールを開き続けた。

不思議なことに、楽●市場からの「市場ニュース」「バーゲンニュース」「楽●カード通信」等の、本元から送信されるメールと、一部の個々ショップからのメルマガは受信できていた。
ECCにふとつぶやいた。「まさかこれ、EXPRESSショップだけ配信できてたり?」

●天市場の先に述べたようなメールマガジン配信システムは、まるで大型連休中の新幹線予約状況だ。(100%は超えられないけど)それをすり抜けられる手段が、ひとつだけある。

EXPRESSという、出したいときにすぐに配信できる、まるでグリーン車のようなシステム。
当然、グリーン車両には、別途料金がかかるのと同様、このシステムにもおカネがかかる。その額たるや、なんと月額基本料金だけで10万円。
出店10万店舗、月商100万円に満たないショップが地獄の釜で溺れている。どれだけこんなグリーン車に乗ろうと思えるだけの出資ができるショップがあるのか。

話は戻すが、月額出店料に含まれるメールマガジン配信システムでは、一律で●天市場のサーバから送信されるため、差出人名は表向き当該ショップになってはいるが、ヘッダ情報を見ると同一の「***.rakuten.co.jp」になっている。

そういえばワタシ自身調べたことがなかったのだけど、EXPRESSを利用すると、おそらく異なるサーバからの送信になっているのではないかと考えたのだ。

結局、それが事実かどうかわからないうち、規制は解除されたもよう。

それすらどうもEXPRESSを利用したショップメルマガの「お詫びメール」で知らされる始末。

 

日本インターネット通販市場の年間売上のうち半分を占める楽天●場。

Yah●o!にも出店しているショップさんは多いけれど、どういうわけかたいがいなんだかんだと楽●のほうが若干安めの傾向にある。
Amazonのアレやコレといったシステムを模倣し、値下げや送料無料イベントを頻繁に催すなどしてシェアの取り込みに尽力しているし、ポイントイベントの増加はYah●o!店への対抗ではないかと個人的には想像させられている。

もちろんシステム的、サービス的なベネフィットの向上に努めているYah●o!は、やはり無償で提供しているメールシステムが多く ●天に利用されていることを快く思っていないのかもしれないな、と、つくづく思った。

あるいはみんなにはたらきかけて、●天登録メールアドレスはinfoseekで取得するよう促したらいいのか、
Yah●o!ショッピング登録アドレスの大半がinfoseekになったら、●天はどう対応するのか。ちょっと興味深い。

EC抗争は、これからも続くんだろうなぁ。

 

クリーンにいきましょう(空気清浄機)


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