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欲しくとももっとも手を出しづらい書籍が、レシピ本。

レビューは賛否両論だったけど、表紙の写真の色合いがとても好みで買ってしまったのが

 

「ブランジュリ　タケウチのどこにもないホームベーカリーレシピ」

ホームベーカリー（以下HB）を購入して3ヶ月。
動くものの破損してから1ヶ月＿|￣|○iiii

はじめて、この本に掲載されているレシピを用いてパンを焼いてみた。

1本目のチョイスは、ブランジュリタケウチで
販売もされているという「3種レーズン」。

困ったちゃんなアレンジ番長なワタシも今回ばかりは
すべて書籍にしたがった。

レーズンの処理法だけは、心の師と仰ぐ方のアドバイスを
参考に、レーズンを浸すラムの量を、レーズンの重量の12％に。

あ、あと粉を国産じゃなくて我が家の基本粉の
カナダ産1CW（スーパーノヴァ）に置き換えたくらい。
レーズンをこんなに入れたらふくらませられるか不安で。

それから、

モハベレーズン（完熟レーズン）が手元になかったので
ストックしてあるオーガニックレーズンで代用している。
粒の大小が揃っていないのだけど、ふっくらして甘みの
強いおいしいレーズンだと思っている。

ちなみにいずれもノンオイルコートなので
熱湯をかけるなどの下処理はしていない。

ていうか、「すべてしたがっ」てなくないか…

カレンツとグリーンレーズンはかたくしまっているので
144グラムのレーズンに17グラムのマイヤーズラムは
ちょっと頼りなく見えたのだけど、仕込んでみると
実によろしい感じ。

さすが師匠。

朝、焼きたてを食べたいから、まだ雪景色の北海道の
ごくわずかな特典「気温上昇を気にせず焼く」をまっとうして
余裕でタイマー予約、全自動で焼いてもらった。

レーズンは多く入れるほどパンのふくらみは落ちる。

このレシピだと対粉35%弱、かなりがんばっている配合。

先日は半生ドライストロベリーとサルタナレーズンで
パウンドケーキにしか見えないムチムチパンが焼けてしまい
身をもって知ったばかり。

だからあまり多くは期待していなかった。

（バターにはとっておきのカルピス発酵バターを使ったのは
期待の証ではないか？）

 

なんとか起き上がって、タイマーが鳴って、

ミトンをつけた手でHBのフタを開けてみると…

レーズン入にしては超窯伸び〜！な出来映え。

HBの残念な点のひとつが、具材を入れるとつぶれること。

手をかけるときは、捏ね入れずに、生地を広げてレーズンを
並べ、幾度か折り畳むことでそっと折り込んでいる。

レーズンはそのまま入れるとパンの水分を吸収してしまい

老化が早くなるけれど、下処理してやわらかくしてしまうと
今度はつぶれて生地に混じってしまう。

タケウチの本でも間違ったマーブル模様くらいの出来だった。

ひょっとしてタケウチより見映えはキレイでは…？

ジューシーな干しぶどうのにおい、ほわんと香るバター、
褐色を帯びた生地はふわふわで、うわーい成功〜♪

あら熱がかろうじてとれたころ、スライスして試食。

ぬお〜、ラムもほんのり香って、これはおいしい！

 

この本、やっぱり買って正解。
ぜったい大正解。

パンを使ったお料理レシピにページを割き過ぎという
声や、情報が不足しているという声もあった。

わたしはこれでいいと思う。

食器などの小物ひとつとっても、それらをうまく
レイアウトして撮影されている様は写真集のようで、
タケウチさんが使用されている材料まで懇切丁寧に
紹介してくださっている。

wordpressがオープンソースであることへの感謝
くらい、パン屋さんのレシピが惜しみなく明かされてる
ことに、心底感謝。

 

写真を見てるだけでも幸せになれるし、
料理レシピだって、主食として普通にスライスして
食べる以外のパンの活用法を教われる。

あるいは、上手に焼けたパンをおめかししておもてなしに
出すにふさわしいような、完全自宅仕様なお惣菜しか
つくれないワタシには目新しいレシピだってある。

焼きたての朝は、特にたっぷりとパンを食べる。

日曜の朝なんてひとりで半斤はぺろっといく。
たっぷり塗る有塩カルピスバターは、1ヶ月
もたないことすらある。

ハイ、コレステロール値、標準内上限ギリです。。

とはいえ、1.5斤はふだんは多すぎる。

お決まりで、友人にお裾分けしたところ
板前なご主人と絶賛してくれたという。

…わたしのしたことといえば、レーズンにラムを
振りかけて、材料を計って、HBにブチ込んだだけ
なんだけどさ(ﾟεﾟ)

オーガニックのはちみつをいただいたばかりなので
はちみつを使用するレシピにも興味津々ながら
次はお豆を入れたパンに挑戦したいと思っている。

上手に焼けたら、サイコロ型にでもカットして
仕事仲間のところへ持っていこう。

もちろん、これで満足なんてできやしない。

それどころか、HBでこれだけおいしいパンが焼ける
レシピの作者が焼くパンへの憧れはいっそう強まるばかり。

あうー、ブランジュリタケウチの本物のパン、

いつか食べに行くぞ〜う。

 

【自称・楽天番長のパン材料調達店】

楽天で利用する製菓材料店は2店。

ここお得意の自社輸入メープルシロップが魅力的で
natural kitcken(572310.com)がダンゼン多いのだけど
先日共同購入で安いからとオーガニックのミディアムを
購入して大失敗。

エグみに弱いわたしでもおいしくいただいている愛用
アンバーと比較すると、ただの砂糖水にしか感じられず。

フィリング用加工肉やオリジナルツール、冷凍パン生地
など、品揃えが圧倒的に豊富なママパン。

いずれも1万円以上で送料無料、
まとめ買いするカルピスバター有塩は同額だし、
あ、あと店舗負担のポイントイベントにめったに
参加しないところも同じw

楽天原資のイベント（レディスデーや買いまわり）で
ポイント倍付を狙って注文するとちょっとしあわせ。

ちなみに明後日、ママパンで粉買います〜

 

ドライフルーツ・ナッツ専門店のe-CROP
お試し送料込みの詰め合わせに負ける。

ママの手づくりパン屋さん

メイプルシロップと九鬼のねりごまが欲しいとき、

1万に満たないお買物なときは、送料が一律600円なので
こだわり食材　572310.com　楽天店

カルピスバター有塩、おそらく楽天最安値のニッショクは

送料が必ずかかるので、ちょっとご縁が薄いのだけど
世界中の食材、ボンヌママンの大サイズジャムなども買えてしまう
魅力的な品揃え。

カルピスバターはカルピスを製造する際にできる副産物からつくられ

カルピス40本分でバター1本ができるとか。
本場フランスの味に通じているとも言われているけれど
エシレバターで気を失ったきりのわたしには分別不能でーす。

何本買ったかわからない、572310.comのカルピスバター有塩

マドレーヌやパウンドケーキ、リッチな配合のパンでわかる。

特撰高濃度低水分カルピスバター無塩