rejuvenation|ちょっと持ち直した 0
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12月 31, 2010 by
なわでいず
住居階下さんへの水漏れトラブルで憔悴しきっていた。すべてに投げやりになった2日間を経て、30日を迎えた。「お正月、大好き!」と今年も言う息子を前に大反省。どうにもできないのだと気持ちを立て直して、大量の洗濯物とマイバッグを持って家を出た。
ありがたいことではないか。わたしはお正月が嫌いだった。好きじゃない食べ物が連日続き、興味をそそられないテレビ番組を延々流し、小学生の何年間かは長期休暇と同時に根室の親戚宅へ追いやられた。現地の5人兄弟の従姉妹たちより年少で、末っ子にはまあ威張られた。同じ北海道で生まれ育つ身にも根室はレベルの違う寒さ。銭湯の帰り道、濡れたフェイスタオルをぶんぶん振り回していたら凍った。楽しげに笑う写真は残っていても、あまりいい記憶は残っていない。
息子はガミガミする母とそれでも一緒にいたがってくれて、つくるものをおいしいと喜んで食べてくれる。至上の歓びとは、このことだろう。